コブリスマニュアル①新規登録から計画書提出までの入力方法と手順

コブリス登録(入力)の大まかな流れ

まず始めにコブリス登録までの大まかな流れをご紹介します。

  1. 工事の新規登録
  2. 工事概要入力(計画)
  3. 副産物システム入力
  4. CREDAS(クレダス)入力
  5. 計画書提出
  6. 工事着工~完成
  7. 工事概要入力(実施)
  8. 副産物システム入力
  9. CREDAS(クレダス)入力
  10. 実施書提出

この記事では、「1.工事の新規登録」から「5.計画書提出」までの入力方法と手順を解説します。

 

工事の新規登録

まずは受注した工事を新規登録します。
ログイン後の画面が表示されましたら、黄色の新規登録をクリックします。

 

工事概要入力(計画)

新規登録をクリックすると工事概要画面に移動します。
基本的には、工事受注時に「計画」を入力し、工事完成時に「実施」を入力します。
ですので、今回は「計画」のみ入力となります。

それでは順番に、「発注者」「受注者」「工事概要」欄を入力します。
右下の「新築・増築・解体工事のみ入力」部分は一般土木工事では入力不要です。
表記の通り、建築工事や解体工事の場合のみ入力が必要となります。

そして最後に最下部の更新ボタンをクリックします。

 

副産物システム入力

続いて副産物システムを入力します。
画面右上の「副産物システム」をクリックします。

副産物システムは下記の2つに分けられます。

  • 再生資材利用
  • 建設副産物搬出

 

再生資材利用は、再生クラッシャーランや再生アスファルト合材など、実際に工事で利用する再生資材の仕入先や予定数量を入力します。

建設副産物搬出は、アスファルト殻やコンクリート殻・建設発生木材など、工事で発生する建設産業廃棄物について予定搬出量と搬出先の種類を入力します。

入力が終わりましたら、合計計算と更新ボタンをクリックし、再度工事概要画面に戻ります。

 

CREDAS(クレダス)入力

最後にクレダスの入力をします。
工事概要画面右上の下記赤丸部分をクリックします。

クレダスは下記の3つに分けられます。

  • 建設資材利用
  • 建設副産物搬出
  • 建リ法10条様式

 

クレダスはこれまで通りの入力方法となります。

建設資材利用は、工事で利用する全ての資材について入力します。
該当する品目がある場合は、新材・再生材問わず全ての使用資材を入力します。

建設副産物搬出も同じように工事で発生する全ての建設産業廃棄物について入力します。
入力の注意点として、現場内利用がある場合ここで入力する数量と、先程の建設資材利用の数量が一致しなければエラーが発生しますのでご注意ください。

建リ法10条様式は、分別解体等の計画等について入力します。
こちらの入力に関してはさほど細かく指摘はされないと思いますが、分かる範囲で入力してください。
特に仕様書に記載のある項目や数量については必ず入力するようにしましょう。

工程ごとの作業内容及び解体方法欄についてですが、発注者によって入力方法が異なるパターンが多いです。
特に右端の手作業・機械作業の併用の選択などは発注側に確認後入力した方が無難かと思います。
最下部の廃棄物発生見込量は、設計書通りの数量を入力します。

最後に更新ボタンをクリックして入力は全て終了となります。

 

計画書提出

全ての入力が終わりましたら、計画書を印刷し提出します。
画面右上の「各種書類の印刷」をクリックします。

提出時期や提出様式の表が表示されると思います。
工事契約時は、「計画時」の様式のみ提出します。

つまり、下の画像のように2つの項目にチェックを入れ、確定ボタンをクリックします。
チェックリストが必要な方はそちらにもチェックを入れ、確定ボタンをクリックしてください。

これまでのクレダスと同様の様式(A3)が印刷されます。
上記2つの書類に表紙(説明書)を追加して発注者へ提出しますと、建設リサイクル法に関する書類の提出は全て完了です。
また、計画書は施工計画書に添付する書類でもありますので、常時印刷できるよう準備しておきましょう。