土木建築|建設会社の事務員なら持っておきたい資格一覧

土木・建築の建設会社に勤めている事務員さんにおすすめな資格をご紹介します。
様々な資格がありますが重要なものだけ紹介します。

建設業経理士

最も必要なのは「建設業経理士

まず、経営事項審査というものをご存知でしょうか?
これは全ての建設会社が毎年受けなければならない審査であり、その結果に基づいてそれぞれの会社の1年間の評価点が決まります。

この評価点により会社のランクが位置づけられ、入札などに反映されるという仕組みです。

なぜ経営事項審査の事を話すのかと申しますと
建設業経理士の人数が多ければ多いほど加点になるからです。

建設業経理士は1級~4級までありますが、加点対象となるのは1級と2級のみ
つまり、1級か2級を取得すれば会社に貢献できているという事です。

当然、資格手当や昇給・昇格も見込めるでしょう。
それほど建設業にとっては重要な資格と言えます。

1級は会計士並みに難しい試験ですので、資格手当はもちろんの事、転職する際にも強力な武器となります。
ですが、3科目合格しなければならないので1年では取得できませんし、それぞれ難易度が高いのでまずは2級から挑戦しましょう

2級であれば簿記も会計も未経験の私でも合格できた試験ですので
過去問を勉強しながらユーキャンの2級建設業経理士講座を受ければ合格可能です。

独学に自信がない、参考書を見てもさっぱりわからないという方は、独学する前にTACに相談してみましょう。
受験料も安くはありませんから、確実に合格したいなら通信講座しかありません。

実際に私も初めての受験で合格できたので、問題集を出版しているだけあってどこか的を得ているのでしょう。
資料請求なら無料ですので、一度パンフレットを見てみては如何でしょうか。

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土木施工管理技士

次に必要なのが「土木施工管理技士

名前のとおり現場で必要な資格なんですが、現場である程度の実務経験さえあれば事務員でも取得可能です。

実は、土木会社にとって最も重要なのがこの資格なんですよ。
経審への加点数が最も大きい資格ですからね。

1級土木施工管理技士を取得すれば5点。
1級となると同時に監理技術者になりますから、監理技術者講習を受ければ更に1点追加です。

監理技術者になると、勤め先の登録技術者として各都道府県の技術者センターに登録されます。

私の場合は高校が指定学科ではなかったので、実務経験のみで取得しました。
まずは2級から取得しましょう。
事務員だからといってあきらめないでくださいね。
手に職と言えるほど重要な資格ですよ。

20年近く建設業に携わってますが、とりあえずは上記2つの資格を取得していれば土木建設会社の事務員としては十分です。
不動産も関連しているなら宅建など必須でしょうが、そのような業務がないのであれば上記の資格だけで十分です。

会社に貢献できるだけでなく、昇給や昇格の期待も持てる資格です。
資格手当が欲しい、給料アップしたい、現場監督になりたいという方は是非取得しましょう。