日給月給で土曜祝日休み無し@現場監督のように休暇有りで月給制になる3つの方法

ご存知の方も多いでしょうが、建設業界は未だに土曜祝日は休み無しで日給月給という現場作業員が多い状況です。
周りの公務員や一般企業の人は土日祝日休みで、月給制でなおかつボーナスもあると聞くと働く意欲も無くなりますよね。

子供が小さければ週末は家族サービスしたいと思うでしょうし、自分の趣味の時間も欲しくなりますよね。
でも休めばその分の給料は出ませんし、二日酔いや軽い風邪くらいであれば出社するパターンが多いでしょう。

ただ、建設業界も最近になってようやく「週休2日制度」の拡大に国交省が取り組んでいるようですが、実際浸透するのは何年後になるかも分かりませんし、国が取り組んでいるというだけで実際には実現しないのではないかと思っています。

単純に日給月給から解放されたければ転職が1番手っ取り早いと思いますが、育ち盛りの子供がいたり住宅ローンやマイカーローンを組んでいる状況でそう簡単に転職はできませんよね。

そこで、このページでは

  • 月給制で十分な休暇を確保する3つの方法
  • 10年後も建設業界で安定収入を得たいなら

 

について、建設業界限定で詳しく解説します。

 

月給制で十分な休暇を確保する3つの方法

転職する

冒頭で転職はおすすめしないと書きましたが、条件によっては転職も1つの方法かと思います。
ハローワークなどの求人を普段からご覧の方はお気付きかと思いますが、昔と違い最近の現場作業員の求人にも月給制・土曜祝日休暇が採用されるようになりました。
もちろん企業によりますし、オペレーターや現場監督比べると月収は少ないと思いますが、日給月給を免れるだけでも昔と比べたら十分に満足できる条件かと思います。

 

免許取得してオペレーターになる

手に職をつける一環として、専属的な重機オペレーターになるのも1つの方法です。
取得するのは資格ではなく免許ですが、何よりもオペレーターとしての経験から得る事ができる操作技術は一生使える武器になります。
「現場監督、オペレーター、現場作業員」で現場が成り立つわけですが、現場作業員の代わりはいるでしょうが現場監督とオペレーターに代わりはいませんよね?
操作の難しい重機を扱えるオペレーターは、求人を出してもそう簡単に見つけられる人材ではありません。
こういう事から、今後何年経ってもどこの企業でも必要な人材となるのが、専門性を持つ重機オペレーターだと思います。

 

資格取得して現場監督になる

建設業界で最も高給取りであるのが現場監督です。
休日は企業により異なりますが、月給制で基本給は30万円前後が平均かと思います。

もちろん1級土木施工管理技士を取得しなければなりませんし、現場監督としての経験も必要です。
その他、発注者との打ち合わせや現場対応そしてパソコンを使用して書類作成も現場監督の業務となります。

ですが、実際50代後半あたりでパソコン作業が億劫になる時期が来ます。
なぜかというと、書類の電子化により発注者との打ち合わせの際、専門用語が分からない場面もありますし、実際にそのソフトを使用しての書類作成も年齢的に困難になってきます。

人と話すのが苦手な方や、事務的な作業が苦手な方は控えた方が良いかと思います。



10年後も建設業界で安定収入を得たいなら

様々な考え方ありますので一概には言えませんが、上記3つの方法から選択するなら
免許取得でオペレーターになる又は資格取得で現場監督になるのが、10年先も建設業界で安定収入を得る方法かと思います。

もちろん現場監督の方が収入も多いですし、そもそも立場的も断然有利です。
発注者や地権者との打ち合わせや細かいパソコン作業が億劫でなければ断然現場監督をオススメします。
また、人との会話や段取りが苦手な方は、様々な免許を取得して専属的オペレーターになることをオススメします。