土木工事の創意工夫ネタ

土木工事の竣工書類の1つ創意工夫
工事成績点にも影響しますので、みなさんが頭を悩ませている部分かと思います。

まず、創意工夫の意味を確認しましょう。

創意工夫とは、今までだれも思いつかなかったことを考え出し、それを行うためのよい方策をあれこれ考えること。「創意」は新しい思いつき、今まで考え出されなかった考え。「工夫」は物事を実行するために、よい方策をあれこれひねり出すこと。

では土木工事の創意工夫例をご紹介します。

施工関係

鉄筋溶接不可対策金具の使用
(セパ溶接専用金具KSガッツNETIS)

湧水処理
(地山湧水を暗渠排水処理)

大雨による掘削法面の流失崩落防止対策
(A2橋台掘削法面をシートによる法面防護)

現場伐採材の有効利用
(伐採された竹を利用した立ち入り禁止柵・転落防止柵を設置した)

品質関係

鉄筋組立架台設置による、カブリ確保と安定性・施工性の向上
(頑丈な組立て用鉄筋架台設置による鉄筋の組立て)

誘発目地設置
(A2橋台に誘発目地を設置した)

鉄筋の腐食防止処置
(鉄筋加工部の防錆処置及びメッキ製結束線で組立てた)

安全衛生関係

音声標識による安全意識の喚起
(自動感知音声標識による注意換気)

オリジナルプレゼンによる安全教育
(当現場でのオリジナルな画像資料による視聴覚教育)

安全ロードマップによる現道交通の安全運転の向上
(工事関係者全員に定期的に指導し、安全運転の向上を図った)